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2009晩冬日本海沿北上

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今回は日本海側を北上し宗谷岬を訪れてみます。
3月下旬とはいえ、まだ雪の降る季節ですがロングツーリングに行くことにしました。
 
ルートは、
江別通過〜石狩〜浜益〜留萌〜天塩〜稚内〜宗谷岬折返し〜オロロンライン(仮眠)
オロロンライン〜逆ルートで帰ります


日本海を見ながら北へ〜宗谷岬折返し

雪解けが進み走りやすくなってきました。
降雪はあるものの、道路上の積雪はたいした事はありません ...
 夏場なら日帰りのパターンですが、今回はゆっくりとテント泊をするのだ!と思っていましたが
仮眠後復路出発
2009年のロングツーリング第1弾です。

降雪の可能性あり・トンネル内路面凍結・朝晩はマイナス気温なので冬装備でスタート

 

 3月20日pm11:00 スタート 

まずは、札幌〜石狩に出てR231を北へ進もう。
天気は悪くない。路面もアスファルトが露出しているので快適に走れる。
この辺だけ走るなら、スパイクタイヤは少々過剰か。
R231〜232でのトンネル内は路面凍結に注意が必要なのだが・・・
気温は平年並みということなので、防寒をしっかりしていればライディングに不具合はないだろう。

江別を通過中。風が強く、吹き溜まった雪が道路上にあり、路面の水分は凍っている。
気温はマイナス6〜7度、湿度は75%ほど。
  

石狩の手前を走行中、一時的に猛吹雪となる。この辺は一段と風が強く寒い。
道路脇の防風板の陰で様子見。気温はマイナス10〜11度だ。予想以上に冷えている。
  

R231に入り北へ向かった。
厚田〜浜益間にある新赤岩トンネルが開通していた。
今までは濃昼(ごきびる)を通って行かねばならなかったが、この新トンネルのおかげで随分走りやすくなった。
濃昼地域にある坂道は、海に面して日光もよく浴びて・・・妙に滑る!元旦宗谷岬の時は最も注意が必要だった。
トンネルを走ることで海風をしのげるから、順調に進める。

予定通りに進み、増毛にある大別刈トンネルへ。休憩をとることにした。
トンネル内は気温マイナス2〜3度。持ってきた缶コーヒーを出し一服。
リアのボックス内は天然の冷蔵庫状態。缶コーヒーはキンキンに冷えている。
  
さて、出発しよう。
横風が強く、ジェベルには少々厳しい条件だ。走行中車体がふらつく。安全運転で行こう。

留萌川の手前にて。
 

ホットコーヒーを飲みたくなったので道の駅おびら鰊番屋へ。
  
風は依然として強く、気温もマイナス7〜8度。停車中といえども体感温度は低い。

苫前〜羽幌〜初山別と走っていると、ライトが消えたり点いたり・・・接触が悪いのか?
配線やらスイッチを疑ってみたら、ONOFFスイッチ部分がやられている。
経年によって劣化が進んだに違いない。外れてはならない部分がグラグラしていた。

スイッチの調子を見ている間に日が昇ってきた。
  
気温はマイナス7度。天気は良いので暖かくなればいいな。強風もおさまってほしいところだ。
とりあえず道の駅富士見まで行くか。
  
グラグラした部分をもぎ取り、接触を回復すべく針金で処置。とりあえずはこれでOK。
一服して出発した。

稚内まで77km地点。天気も良く、利尻富士が見える。
こうも見晴らしが良いと、ツーリングも楽しくなるというものだ。
 

天塩市街に入りジョモスタンドで給油:10.9リットル

道道106で、天塩川にて。 川の水面が凍りついてしまっている。
滅多に見ることの無い景色に、ちょっと唖然としてしまう。
 
気温はマイナス8度、湿度55%程。海風が冷たい。
遠くには利尻富士と発電用プロペラが見えた。
  

サロベツ原野駐車公園にて・続いて北緯45度モニュメントにて
  
空気が澄んでいるのだろうか、景色が綺麗に見える。得した気分になるね。

道道106サロベツ原野を北へ。
 
どこまでも続く道がツーリング気分を高めてくれる。

途中、抜海港へ寄っていくことにした。気温は4度、ずいぶんと暖かくなってきた。
  
ここは、野生のアザラシがいるのでちょっとした観光スポットとなっているが、
今は工事中で観察できない状態だった。

野寒布岬を通過し、稚内市でR40に入る。強風を背に受け、快調に進む。
11時宗谷岬到着。すごい風でバイクが揺さぶられる。サイドスタンドの反対側に倒れそうだ。
日本海沿北上ツーリング終点に着いたわけだが、ここでテントを張るか!?
  
こんな強風の最中、テント泊はいかがなものか。う〜む、場所を変えた方がいいだろう。
北防波堤ドームにしようかとも思ったが、昼の11時か・・・時間があるので走ろう。
もう少し進んで、オロロンラインのシェルターまで行こう。そこでテントを張ることにした。

宗谷岬の出光で給油:3.1リットル

スタンドの店員さんに聞く。
toku3:3月はバイク来てますか?
店員さん:えっと〜、まだ来てないですね。
toku3:それじゃぁ、今月はtoku3が一番乗りですね!
店員:あっ、そうですね!
  
またまた頂きました、給油証明書。
ジェベルのバージョンですね。憎いね〜店員さん。
この写真撮影はいつやってるのだろう?機会があれば参加させて頂きたいなぁ・・・なんて思う。

さてさて、宗谷岬を折返しオロロンラインを南下する。海風が強いので、海側に丘のある場所で休憩。
丘を盾にして少しでも風を防ごう。
  

気温0度、強風が吹く中休憩していると、シカが目の前を走っていくではないかーっ!
慌ててカメラで撮影。野生はたくましさを感じるな〜。
  

強風でフラフラしながらも、予定どうり進む。シェルターに到着しpm1:30テント設置完了。
持ってきたカップ麺とパンを食べ、一服。湯を沸かしコーヒーを作ってすする。美味いなぁ。
昨日出発してから14時間半。時間もあるし空腹を満たして落ち着いたところで、昼寝でもしようか。
  

pm4:30目覚める。
このままここで、あと12時間も過ごすというのはとても贅沢なことだ。それにしても時間が豊富だ。
そういう贅沢なキャンプツーリングもありだが、どうだろう・・・今回はそんな贅沢を受入れる気にはなれずにいた。
走ろう!時間があるのだから。

テントを撤収し準備OK。pm5:30出発した。
 

海風はいっそう強く吹いている。速度を落とし安全に走ろう。
油断すれば、車線半分以上のふらつきになりかねないからだ。下手したら、路側帯を越えて側溝へ落ちる。

地道に走り、天塩のジョモまで来た。給油:3.2リットル

天塩を南下中 気温マイナス2〜3度 湿度90%程
  

道中、バス停で休憩。 その後も強風にあおられながら、道の駅おびら鰊番屋へ。
  
室内で一服出来るなんて、ホントありがたいですね。お世話になりま〜す↑

留萌〜増毛で大別刈トンネルまで進んだ。
 

浜益〜厚田〜石狩霊園と走り、休憩をとる。石狩霊園前から札幌の夜景も楽しめた。
 


当別〜江別と走り、エネオスセルフで給油して帰路を行きます。
給油:10.1リットル

 3月22日am1:50帰宅 

仮眠込みで26時間50分のツーリング満喫です。
今回は気温が低かったので道路上の水たまりなどは凍結していて注意が必要でしたが、
それ以上に強風が曲者でした。
最初は1泊のキャンプツーリングを予定していたのですが、妙に身体が疼いて走る方向へ。(笑
キャンプより日帰りのスタイルが好きなのかもしれませんね。



今回の走行距離:801km
給油量:27.3リットル
燃費:29.3km/リットル




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