トップページに戻る

 〜2010年元旦開陽台初日の出ツーリング〜

◆◆◆ 1日目:2009年12月30日(水) ◆◆◆
自宅〜静内〜浦河〜豊似〜浦幌〜音別〜釧路〜上春別〜中標津〜開陽台

またまた開陽台にしよう! ということで昨年に続き初日の出を見に行くツーリングを計画。
アクシデントが無い事を願う。1日目は釧路近辺まで行きたいところ。時間があれば開陽台まで走る予定! 


 12月30日am0:30 スタート 

さあ出発しよう、 もろもろの準備はOKだ。
2010年元旦開陽台初日の出ツーリングに走り出す。

先々週以降、降雪が続いていたが、ライディングにそれほど影響は無い。
道道・国道へ出てしまえば、とりあえず順調に進める。
まずはR36で勇払方向へ向かおう。

  
勇払に到着。なんとなくだが、お気に入りの場所なのでついつい寄ってしまう。
月明かりもにくい演出だ。気分は上々! いざ出発(笑 
海沿いを南下。R235を進む。

鵡川〜門別付近を走っている時、今までにない寒さを感じた。
冬場は大活躍の防水防風グローブなのだが、役に立ってない? 
道端で休憩がてら、温度計を見てみると・・・マイナス15度!?
そんなにいってる? 誤差だ、誤差があるに違いない。しかし、手が冷たいなぁ。
  
ジェベルは快調。よく走ってくれている。このまま行ってくれよ!

新冠〜静内を通過して三石までやってきた。
ここまでほぼアスファルト路面。車道は走りやすい。

休憩で立ち寄る駐車場の方が危険だ。
↓道の駅みついしの駐車場。ツルテカで凸凹の路面はバイク泣かせだ。慎重にいこう。
 

道の駅みついしを後にして浦河〜左折。R236に入り天馬街道を進む。
道中のパーキングで長めに休憩。
気温はマイナス12度、湿度80%ほど。
路面は圧雪アイスバーンで一部アスファルトといった具合だ。
  
 ←きれいな休憩所で暖をとることが出来る。ありがたいですな。

程よく暖まり出発。野塚トンネルを通過していく。
  
↑ジェベルに不調症状は見られない。難なく下りに入る。そろそろ夜明けか。浦幌まで87km。

 
平地部の路面はアスファルト。除雪が行き届いているね。
天気も良い!こんなに恵まれた状況で良いのだろうか? 

明るくなり始めて気づくのだが、雪景色がいい。撮っておきたい気分になった。 
この辺で2〜3枚撮っておくか! サイドスタンドを出して・・・うわーっっ???
 ←お〜ぃ、このバイク誰のだ? 早く起こせ〜! 
今まで順調な走りをしていたのに…何故?
ただ雪景色をカメラで撮ろうとして停車しただけなのにぃー!
決して、テールが滑り出した/フロントを持っていかれたとかの類ではありません。
あくまでも法規に則ってセーフティに運転していたし、足を滑らせて立ちゴケしたわけでもありません。
復活まで小1時間程の時間を要しますが、出発。 
さて、気を取り直して行こう! ※詳しい内容はこちら→番外編へ 

豊似防災ステーションで一休み。
天気は最高。日光がまぶしい。雪目には注意が必要だ。
  

R336で釧路へ走行中。アスファルト路面で快走。
  
↑ジェベルとtoku3 路面の状態がエリアでこんなにも違うとは… こちらは圧雪アイスバーン↑

雪や強風に阻まれることなく、すんなり十勝川を通過出来た。
  
去年は11時間以上かけてここまで来たのだが、今年は9時間ちょい。 
今年が早いわけではなく、去年がかかり過ぎた…アクシデントは無い方が良い、絶対に。

浦幌〜R38で白糠と走り、給油しておくことにした。ホクレン白糠SSにて:レギュラー8.11リットル 

恋問海岸で休憩をとる。
穏やかな天気と抜群のロケーションで長めに休もうと思ったが、開陽台まであと100kmほど走らなければならない。
3時間はかかるので、長居はせずに走り出す。暗くなる前に開陽台へ行きたいからね。 
  
 一服して記念撮影。おもむろに出発〜

R38で釧路市内通過〜R44〜R272へ。
中標津の文字がその気にさせる。82km+αで開陽台だ。
 

R272ミルクロードを順調に進み中標津へ。
道中クルマの事故があってやや渋滞ぎみだったが、影響はほとんどない。
ただ交通誘導していたおまわりさんが…こっちを見ていた。こっちを見ながら他車を誘導していた。
あぶない、気をつけて。

中標津町内で給油 ほくねん南コスモSSにて:レギュラー4.06リットル

道道150で一路開陽台を目指す。もうスグだ!
  

午後4時前に無事開陽台到着。薄暗くなっている。
出発から約15時間。開陽台に着くことが出来た。
ひとまず駐車場にバイクを置き、展望台から地球を見てみよう。
20〜50cmの雪が降り積もった階段を上がっていく。
やっぱり、まあるく見えるね。景色最高! この素晴らしい展望+走ってきた充実感が何にも勝っている。
たとえ雪が降ろうと寒かろうと今は関係ない。しばし浸る…浸らせてくれ!

さてと、展望台裏のキャンプ場はどんなかな?
何これっ? 雪が深い! 
29日までに降った雪だろう。展望台からキャンプ場へ通じる道にもゴッソリ積もっている。
そして、更に驚いた! おぉ、テントが張ってあるー!
もしや、駐車場にあった軽自動車の人か? 
なんだか楽しくなってきたぞ。

とりあえず、薄暗くなってきているのでテントを張ってしまおう。 
そう思いながら一度駐車場へ戻る。
テントを張るスペースに大して問題はないな。あとはバイクだ。
駐車場から雪が積もりっぱなしの坂道(小道)を上がってキャンプ場脇まで行けるのか?
とりあえず、坂道(小道)の様子をみるか…
う〜む、完全に無理だ。道幅の狭い坂道(小道)は雪で覆われて、どこに道ある?状態(笑

やはり、上がる事は出来ないか… 駐車場にマシンを置いて離れたキャンプ場でテントを張るのはスタイルじゃない。
テントの傍らにマシンを置きたいのだ。せめて見える位置に…
展望台駐車場からキャンプ場まで最後の200m。時期的に、ここ(小道)を上がれないのはしかたなしか。
 
 
トイレからジェベルを撮影していると、さっきのテントの主(以降、Kさん)がトイレにやってきた。
よく聞けば、道東在住の方で毎年の年末年始をここで過ごしているらしい。
開陽台についても様々な情報をお持ちのようだ。

Kさんから色々お話を伺いながら、テントを張り終える・・・
夜の準備も終わり、まったりと過ごそうじゃないか。
インスタントもので食事を済ませ、さぁ晩酌といこう。

今日1日の走りを振り返り、酒を飲む。
去年は引き返すことになった開陽台に、こうして到着できたことはうれしい限りだ。
東からの風がやや強いが、過ごしにくいわけではない。
小高い開陽台なら、吹いて当然の風だろう。 


・・・なんだか、まぶたが重くなってきた。
深夜出発で走ってきたからね。今日は早めに寝ることにしよう。 
時間はわからないが、就寝。

 



2010年元旦開陽台初日の出ツーリング2日目へ